■「心の病気」は薬では治らない
動悸がする。 冷や汗が出る。 頭痛がする。 吐き気やふらつきがある。
そうしたいろいろな症状で、みなさんが病院の内科を受診したとします。 何度検査をしても、肉体的(器質)には異常がない。 そういう場合につけられる病名が「自律神経失調症」です。
この病名がついた患者さんには、精神安定剤や自律神経調整剤などがよく出されます。 それを飲みながら、もう何年も通院している。 しかし、いっこうに良くならない。 薬を飲み続けることも不安になってきた・・・。
そんな方がたくさんいらっしゃいます。
最近は、「パニック障害」といわれる病気も増えてきました。 この病気の特徴は、突発的な発作です。 突然、激しい動悸に襲われます。 呼吸がつらくなり、あぶら汗も出てきて、死にそうに苦しくなるのです。
こうした症状を一度体験すると、また同じ発作が起こるのではないかという不安から、電車やバスに乗れなくなり、近所へ買い物に出るのさえ困難に感じられます。
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